男性看護師に需要と将来性はあるのか|訪問看護に必要とされる理由

こんにちは、OHANA広報担当です😄
「男性看護師って、病棟以外でも需要があるのかな」
そんなふうに考えたことはありませんか。
男性看護師の需要はありますし、人数も増えています。ただ、その需要はひとつではありません。
夜勤や力仕事で必要とされ続けるのか、積み重ねてきた経験で必要とされるのか。
男性看護師として働いてきた私の経験と、訪問看護の現場の両方からお話しします。
夜勤をあと何年続けられるかという不安
病棟で夜勤をやっていて、自分の体力が落ちてきたと感じていました。夜勤明けに仮眠を取っても、夕方まで体の重い日が増えたからです。
このまま40歳、50歳になり、同じ回数の夜勤ができるのかと不安になっても、職場ではなかなか口に出せません。
もちろん、夜勤そのものが悪いわけではありません。夜勤中心の働き方が合う人もいます。
夜勤をやるかどうかを自分で選べる。そこが大事だと思っています。
男性看護師の給料は夜勤で決まる
男性看護師の給料のうち、約1割は夜勤で得ている分です。夜勤がなくなるとその分の給料が減ってしまうので、簡単にはやめられません。
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」では、看護師の給与が2つの数字で示されています。
①きまって支給する現金給与額(毎月支払われる給与の総額)
②所定内給与額(①の金額から時間外・深夜・休日勤務の割増分を除いた額)
2つの差が、残業と夜勤で得ている部分です。これを超過労働給与額と呼びます。
男性看護師の場合、この差は月41,300円。月給の約10.7%にあたります。
12か月分に換算すると、およそ50万円です(月額を単純に12倍した概算です)。
超過実労働時間数は、男女とも月6時間で同じです。それなのに割増分は、男性のほうが月約9,800円多くなっています。
これは夜勤の回数の差によるものだと考えられます。
この年50万円は、体力と引き換えに受け取っているお金です。
体力が落ちたあとの、男性看護師の需要と将来性
「男性がいると助かる」と言われた場面を、思い出してみてください。
私がいちばん多く呼ばれたのは、不穏になった患者様への対応でした。
日勤でも夜勤でも、他病棟から電話があれば、応援に行きました。男性看護師が必要とされているのは間違いありません。
ただ、こうして呼ばれてきたのは、男性であることと体力があったからです。その体力が落ちたとき、同じような働きを続けられるのだろうか。そう思うようになりました。
男性の就業看護師は118,068人で、就業看護師全体の約8.7%です(厚生労働省「令和6年衛生行政報告例」)。
男性看護師の数は着実に増えていますし、需要があるかと聞かれればあります。
そのうえで、どの需要に応えるかを考えていくことが大切です。
訪問看護の現場で必要とされる経験
訪問看護で年数とともに効いてくるのが、利用者様との距離の取り方と、精神症状が不安定になる兆候の見極めです。どちらも体力とは関係なく積み上がるものです。
OHANAは横浜市で、家族支援に特化した訪問看護ステーションを運営しています。精神疾患や発達障害、難病を抱えるご家庭を訪問します。
母子支援だけの現場だと思われがちですが、実際は大人の精神疾患のある方の割合も多くなっているのが現状です。
とはいえOHANAの管理者は、NICU・小児科・救急を経験してきた人です。そのため、訪問看護に関することだけでなく、小児でわからないことなどがあれば、相談できる環境があります。
どこまで踏み込むか。
今日は何も聞かずに帰るか。
受診をおすすめする時期はいつか。
正解が一つではない判断ですが、訪問を重ねるほど精度は上がります。
たとえば、病棟でやってきたアセスメントの経験も、訪問看護ではこんなふうに生かせます。
- 体重と下腿浮腫の確認→主治医に報告するかどうかを判断する材料になる
- 呼吸音と息切れの程度→心不全が悪くなる兆しを、ご家族に伝える目安になる
- 内服の残数確認→精神症状が揺れ始めた時期をつかむ手がかりになる(利用者様によります)
病棟なら記録して申し送れば次の勤務者つなげられますが、在宅ではその場にいる自分が決めるので、判断の重さは増えます。
ただ、その判断を支えているのは、病棟で積み重ねてきたアセスメント力です。今まで積み重ねてきた経験は、訪問看護の現場でも生かせますよ。
夜勤がなくなったあとの、働き方と生活
夜勤がなくなると、生活リズムそのものが変わります。
- 平日の夕方に予定を入れられる
- 土曜の朝に子どもを起こす側でいられる
- 夫婦で送迎を分担するときに、来週の自分の状態を計算しなくてよくなる
オンコールの当番は週1回程度で、出社の必要はありません。オンコールも電話で対応するところから始まります。
また、特別指示書への対応などで休日に出勤したときは、振替休日に加えて1日2,000円の土日祝日勤務手当が付きます。
職場の特徴や魅力については、こちらの記事「訪問看護ステーションOHANAの特徴は?広報が感じた3つの魅力」にまとめています。
訪問看護が初めての人が独り立ちするまでの流れ
職場を移って大変なのは、技術が足りないことではありません。その職場のやり方に慣れるまでに時間がかかることです。
物の置き場所や記録の書き方、利用者様との関わり方も職場ごとに違います。だから、病棟しか知らないこと自体は問題ではありません。
たとえば、OHANAでは訪問看護が初めての人が独り立ちするまでに、次のような流れでサポートしたりします。
- 1か月目は同行
- 2か月目はところどころ同行
- 3か月目に独り立ち
習得の状況はチェックリストで確認しながら進めます。
採血や服薬管理、病棟で培った状態観察の経験などは、訪問で生かせます。
同行の期間に覚えるのは、在宅ならではの記録の書き方や主治医への報告の仕方などです。
慣れるまでに個人差はありますが、病棟での経験は生かせます。
家族支援に特化した訪問看護で、あなたの経験を生かしませんか
男性看護師の需要はあります。ただ、どの需要に応えるかは選べます。
OHANAが横浜市で訪問しているのは、病院に行きたくても行けずにいるご家庭です。必要としているのは性別ではなく、向き合ってきた領域と経験です。
- 夜勤なし、土日祝休みの完全週休2日制(年間休日125日)
- 同行訪問から始めて、3か月目の独り立ちが目安
- 精神疾患のある方が5割、小児が3割という利用者構成
OHANAで働くことを考えてくださっている方には、まずお話しする場をご用意しています。気になることは、その場でお聞きください。
なぜ男性看護師に来てほしいのかは、こちらの記事「OHANAが男性看護師の力を必要としている理由」をご覧ください。
タイミングによっては募集枠が埋まっていることもありますので、気になった時点でご連絡のほどお待ちしています☺️
(2026年9月13日)
最新記事です。
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